【雑記】オリジナルアプリケーションについて語る
オリジナルアプリについて語らせてください。
Rebom「読書で人生を豊かにする」
リボンと読みます。 ( Read Book Management の略)
本を読んで得た学びや気づきを記録していくアプリケーションを作成しました。
200字以内で手軽にメモ感覚で書いて投稿することができ、自分だけの読書ノートを作れるアプリケーションです。
ちょっとした学びや体験をちょっとずつ記録していくことで、一冊の本を読み終えたときには、その本から抽出された自分だけの読書ノートが出来上がります。
いつでも見返すことができ、本から学んだことや感じたことを体系的に振り返ることができるため、思考の整理や脳への定着度を高めることができます。
また、自分はどんな文章や言葉から何を感じたのかといった、自分の思考を客観的に見ることができます。
想定している本は、ビジネス本や自己啓発本、エッセイなどの文芸などです。
制作背景
「この言葉好きだな」「この考え方なんか良いな」「なるほど!」
本を読んでいると、こういった学びや感情の動きがあります。
しかし、本を読み終えたときにはほとんど忘れていて、そのときの瞬間的な経験で終わってしまっていることが多いということがよくありました。
せっかく良い本を読んで、良い学びがあったはずなのに、なんとなく読んだことに満足してしまって、また次の本を読み始めるということを繰り返していました。
読書はコスパ最強の自己投資とよく言われていますが、ただ買って読むだけで自己投資になっているでしょうか。
「本を読み終えた後、学んだことや新たな発見をどう実生活と結びつけたらいいのかわからない」
「思考を整理できてないまま放置している」
といった、なんとなく状態が根本的な要因となり、読書を習慣的に行なうことや自己投資として活用することができていないという課題を抱えている人は多いと考えました。
ただ、一冊の本を読み切るにはかなりエネルギーが必要ですし、読了が目的になってしまいがちです。
また、読み終えた後ではかなり内容が抜け落ちていて、思考を整理しようとしても難しいと思います。
そこで、少しづつ読み進めながら細かくアウトプットできるアプリケーションがあったら良いなと考えました。
本を読んで得たことを元に、日々の生活や仕事に落とし込む具体的なアクションプランまで考えることをサポートするアプリケーションにしたいと思いました。
「誰の」どんな「課題」を「どうやって」解決?
読書を瞬間的な疑似体験としてだけでなく、生活や仕事に活かせる永続的な学びとして活用したいと考えている人物
の
- 読書を習慣化したいが、モチベーションが続かない
- 本を読んでもすぐに内容を忘れてしまい、人生に活かすことができていない
- 様々な本の中に点在する学びや気づきの内容が頭の中で整理できない
という課題を
- 200文字以内でアウトプットすることが前提で、章単位やセクション単位で少しづつ記録していくことができる投稿機能
- 気になる本だけを集めることができる、お気に入り機能
- 本ごとに情報をまとめることができ、必要な箇所を読み終えたら出品できる機能
といった機能によって解決します。
特徴・メリット
- 本ごとに情報を整理することができ、後から見返しやすい
- 他ユーザーの投稿もみることができるので、他の人はこの本を読んでどんなことを感じたのか、どんなことを学んだのかといった他人の視点で本と向き合うという付加価値がある
- タイムライン上にユーザーが追加した本が表示されるので、本との出会いの機会が増えたり、気になる本が増えたりして、モチベーションを維持しやすくなる
- 気になる本が出品されていれば、アプリ上で購入することも可能
- 読み終えた本の記録はアプリ上に残したまま、本自体はアプリ上で出品することも可能(紙の本の良さは読んだら売れる、という利点を活かせる)
こだわったところ
ユーザー同士の繋がり度合い
最大のこだわりは、ユーザー同士の繋がりを活発にしすぎないという点です。
Rebomは、本の紹介アプリではなく、あくまでも自分の人生を豊かにするために自分と向き合う時間のツールとして使ってもらいたいという想いがあるため、コメント機能やフォロー機能はあえて実装していません。
他ユーザーからのコメントや誰にフォローされたなどといった、外部からのアクションに気を取られないようにしています。
その代わり、お気に入り登録数を数値で見ることや、他ユーザーはどんなアウトプットをしているのかを見ることができるといった機能によって、控えめ且つポジティブな交流のみ生まれるようにしました。
(ただ、本の売買機能についてはメッセージでのやり取りが必要になる場合もあると考えているため、今後検討していこうと思っています。)
シンプルで使いやすい見た目と機能
手軽にアウトプットすることを重視しているため、シンプルな見た目と機能で使いやすさを意識しました。具体的には、
- リンク上にカーソルを置くとポインターになるため、クリックする位置がわかりやすい
- ボタンの重要度によって配色や大きさ、カーソルを置いたときの変化をつけた点
- 読書の刺激にならないような落ち着いた配色を意識
- ユーザー情報編集においてパスワードの変更は頻度が低いため、必要な時だけ変更できるようにしている点
お気に入り登録
お気に入りをすることによって、相手にリアクションを送るだけでなく、自分だけのお気に入りリストが勝手に出来上がっていくようにしたことです。
もちろん自分の追加した本にお気に入りすることもでき、お気に入りページにお気に入りした本だけを一覧表示できるようにしました。
終わりに
自分がいちばん使いたいと思えるようなアプリケーションを作ることができました。ただ、実際に初めて使うユーザーの意見ほしいなと思ったので、友人何人かにお願いしてレビュアーになってもらいました。そういった意見も取り入れつつより良いアプリケーションにしていきたいと思うくらい愛着湧いてます。
似たような内容になってますが、より詳しいRebomについてのREADMEよかったら見てください。